蜂刺されに注意!!

 7月から9月にかけては蜂刺されが増えるシーズンです。夏の暑い時期には洗濯物や布団を干して取り込んだときに家の中に入ってきたり、水分を求めて放置された缶ジュースの中に入るケースもあるそうです。

 蜂刺されでは蜂毒によるアレルギー反応がおこり、はじめて刺された場合でもアナフィラキシーショックが起こることはありますし、以前に刺された経験があり、その時の腫れが数日間継続した場合には2度目の蜂刺されでもアナフィラキシーショックが起きることがあります。
 
 その症状は、嘔吐・悪寒からひどい場合は呼吸困難・意識障害が起こり、ときには死に至ることもあります。以前に蜂に刺された経験がある場合は病院で抗体を持っているかどうかの検査も可能です。刺された場合は早めに医療機関を受診しましょう。刺された部位の赤みにはステロイド軟膏を塗布、腫れがひどい時にはステロイドの点滴や内服で治療します。最近では医師の処方によりアナフィラキシー補助治療薬としての自己注射器『エピペン』も使用できるようになりました。

 蜂は黒い服装や香水・ヘアスプレーなどの臭いに敏感です。山歩きなどの時は白い服装を心がけましょう。

参考:アナフィラキシー対策フォーラム
   http://www.anaphylaxis.jp/index_flash.html