梅雨は危険!食中毒対策法
中国地方は27日、平年より4~11日早い梅雨入りしました。
梅雨時期に最も注意しなければいけないのが、食中毒です。
気温や湿度が上がる為、食べ物が傷みやすくちょっとした油断が危険な時期です。
食中毒の代表的な種類・・・
・腸炎ピブリオ→主に魚介類から感染。
・赤痢菌→貝、水、生野菜から感染。
・サルモネラ菌→鶏卵、食肉(特に鶏肉)から感染。
・ノロウイルス→二枚貝(牡蠣、ハマグリなど)から感染。
主な症状としては・・・
腹痛、発熱、嘔吐、下痢、等の消化器の症状が現れる。
重症化すると、血便、高熱、意識障害、が現れる。
※重症と思われる症状が現れた場合は、医療機関へ受診しましょう※
食中毒を防ぐ為には・・・
○菌を食品に付着させない
•手洗いを徹底し、包丁やまな板も材料ごとに使い分けるな ど、清潔に保つようにする。
○食品に付着している菌をそれ以上増やさない
•生鮮食品は少しの時間でも常温に放置しない。
•調理前の肉や魚がその他の食品に触れないようにする。
•冷蔵庫を頻繁に開け閉めしたり、食品を詰め込んだりしない。
○しっかりと殺菌する
•加熱調理をする食品はしっかり加熱する。(目安は75℃1分)
○手荒いはしっかりと
・時計や指輪をはずし手荒い石鹸をつけて泡立て、
手のひら、甲、指の間、親指、指先、爪、手首を入念に洗う。
エプロンや共用タオルで手を拭くのではなく、ペーパータオル で拭きアルコールを噴霧し、手に擦り込む。
最後に・・
同じ食事をしても、食中毒になる人とならない人がいます。疲労や睡眠不足、栄養の偏りなどがあると、体内の免疫機能が低下して感染しやすくなります。日頃から、体調を整え健康な生活をおくるよう心掛けましょう。