インフルエンザ対策
今年もインフルエンザの患者さまが増えてまいりました。インフルエンザ対策にお役立て下さい。
インフルエンザの予防について
インフルエンザの予防するには3つのことが大事です。
1.予防接種
免疫をつけるためにインフルエンザ流行期の2ヶ月前の11月くらいから接種を行います。約7割が発症しなかったり、軽症ですむといわれています。インフルエンザのワクチン効果は、接種の10日後~約1ヶ月後ピ-クとなり、その後効果が薄まりますが、約1年くらい効果が続きます。
2.うがい及び手洗い(マスク着用も有効)
咳・クシャミなどからの飛沫感染を防ぐことはできます。マスク着用は予防だけでなく、インフルエンザ患者がマスク着用により、飛沫感染自体を防ぐことができます。もちろん睡眠や栄養に心がけ、過労や不摂生をさけることが一番大切なことです。また、人混みをさける外出自粛もインフルエンザが流行る時期には考えましょう。
3.温度と湿度を適度に保つ
インフルエンザウィルスは低温・低湿ですと空気中に長く浮遊してしまいます。室内の気温20度以上で湿度50%以上になると、インフルエンザウィルスの生存率が3%程度にまで落ち込むといいます。飛沫核感染を防ぐためには室内の温度・湿度を保つ必要があるのです。だからといって温度・湿度が高くし過ぎては、室内環境が高温多湿になり、カビの原因になります。インフルエンザとカビの両方を考えると、室内の気温20度以上で湿度50%を維持することが理想的といえます。湿度を維持するには、洗濯物を部屋干ししたり、加湿器が有効です。さらに、除菌効果がある床用ワイパーで床を拭くと空気中から落ちたウィルスを除去できます。じゅうたんには、コロコロが有効です。
下記のURLをクリックで厚生労働省の「インフルエンザ対策」がご覧いただけます。