漢方薬

「気」を回らせ、体調を整えるくすりだよ。
現代は様々なストレスにさらされた社会と言われていますが、コロナ禍により一層ストレスが増していますね。
「気」（生命エネルギ＝）を回らせば、血流は良くなり、免疫もUPします。
ストレスに負けない「気」を持つことができるのですね。
気うつ、気力の低下、動悸、風邪、発熱、不眠、不安感、疲れ、長距離ドライブなど、１片をかみ砕いて、香りを口鼻いっぱいに広げて飲めば心が落ち着き、安らぎ、「気」が増して症状が和らいできますよ。
漢方薬と一緒に飲むのも効果的。
ぜひご相談ください。

文責　小林紀大

風邪のひき初めで、汗無く寒気がして首筋が凝る。
こんな時は、すぐに熱いお湯で飲むとスッキリと楽になります。
不思議ですね。
身体を温め発汗することで、風邪も肩凝りも頭痛も花粉症も筋肉痛も
たちどころに楽になるのです。
葛の根は、葛湯として寒い日の夜に飲んで身体を温めた思い出がありますね。
筋肉を解くほぐしてくれます。
桂枝は、麻黄とともに皮膚の扉を開き発汗を促進します。
生姜、大棗、甘草は胃腸を守ります。
芍薬は、甘草とともに筋肉のけいれんを去り、腸管の余分な水を去ります。
何は無くとも葛根湯。
私はいつもバックの中に入れて、常備していますよ。

心身ともに疲れて、心配事を考え、不安。
考えても仕方ないことを、あれこれ考え,眠れない。
寝つきが悪く、夢を見たり,すぐに目が覚める。
昼間うとうと寝てしまう。
こんな時は、「血」が不足し「心」に熱を持っている為、よく目が覚めて眠れずに心も体も疲れてしまいます。
酸棗仁は、知母とともに「肝」「心」の熱を冷まし鎮静に働き
川窮は、血流を良くし脳の興奮を鎮めます。
当薬局の酸棗仁湯は、古方に法り良品を使ったとても良い物です。
ぜひ一度お試しください。

「不老長寿」の妙薬
　４０歳を過ぎると腎臓や肝臓が衰え始めてまいります。　　　　　　　　　すると疲れやすく、夜間トイレに起きる。目がかすむ、肌が乾燥する
など老化が進んでまいります。　
こんな時は腎を立て直し、肝を助けることが大切ですね。
八味地黄丸は
腎を潤しながら温めて、お掃除をし滋養ににも良いのです。すると血液が体全体に巡り、夜間のトイレの回数も減り、かすみも取れ、冷え、腰痛、しびれを改善し疲れが取れて元気になります。
まさに不老長寿の妙薬ですね。
私は「八味地黄丸」とハチミガンの成分、桂枝、附子を枸杞子、菊花に変えた杞菊地黄丸を季節に合わせて飲んでいます。