熱中症対策に、「アルブミン」と「筋肉」⁉
気温が30度を超える暑い日が続いています。この時期に気を付けたいのが、熱中症です。
熱中症対策といえば水分補給ですが、それ以外にも大切なことがあります。
それは、「アルブミン」と、「筋肉」です。
「アルブミン」とは、血液中のたんぱく質のことです。
体内に必要な物質の運び屋でもありますが、血液中に水分を保持するという大切な役割を持っています。このアルブミンが少ないと、水分を体に保持する力が弱くなってしまい、適切に水分補給をしても熱中症にかかりやすくなってしまいます。
そして、「筋肉」も保水力が高く、効率の良い貯水タンクの役割をしています。加齢によって筋肉量が減るので、高齢の方ほど体の水分量が少なくなります。若い方でも、筋肉量が少ない方は要注意ですよ。また、血液を体内に循環させるのも筋肉の役割です。特に、下半身の大きな筋肉を強くすることで、血液の循環もよくなり汗をかきやすくなります。
夏は、さっぱりしたソーメンなど炭水化物中心の食事になりがちですが、熱中症予防のため、日々の食事でたんぱく質をとるように心がけましょう。たんぱく質を意識的にとる事で、アルブミンや筋肉量を増やすことにつながりますよ。