のむ水の温度、気にしてみませんか。
9月も半ばを過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いています。
体調はいかがでしょうか。
胃腸の調子が悪くて病院に行ったけれど、薬を飲んでもなかなか良くならない、という女性がいらっしゃいました。処方された薬は、2週間きちんと飲んだそうです。
食事のことや、日常生活のお話を伺ってみると、ひとつ気になったことがありました。それは、のむ水の温度です。熱中症にならないように、水分をたくさん取るように毎日気をつけていたそうですが、必ず冷蔵庫でつめたく冷やしたものをのんでいるとのこと。
のむ水は、温度によって体への影響が変わります。
冷たい水ほど、吸収が早く胃腸への負担が大きくなります。逆に温かければ、吸収は遅くなり胃腸への負担は軽くなります。冷たい水は、暑い中作業するときや、運動して体内の水分量が減っているときにオススメです。注意が必要なのは、冷房のきいた涼しい環境下で絶えず冷たいものを取り続けることです。胃腸が冷え、消化吸収に影響してしまいます。
胃腸の調子がよくない時には、常温か温かいもので水分補給をすることをオススメします。消化吸収に影響せず、お腹が温まることで血流もよくなります。リラックス効果もあるので、朝起きてすぐや、寝る前に飲むのもいいですよ。
のむ水の温度、少し気にしてみて下さい。