花粉は体にとっては異物とみなされます。

1月後半から、花粉症の患者さんが徐々に増えてきました。
日本人の約30%が、花粉症といわれています。
花粉症=季節性アレルギー性鼻炎とは、スギやヒノキなどの植物の花粉が原因となって、くしゃみや鼻水などのアレルギー症状を起こす病気です。
花粉は体にとって異物とみなされるため、異物から体を守る3大システムが働いています。このシステムを整えることで、症状の改善が期待できます。

①粘膜
口・鼻、腸の粘膜機能が低下すると、表面の繊毛の働きが鈍くなり、異物(花粉)が粘膜から体内に侵入されやすくなります。この粘膜を正常化するために、ビタミンBやカルシウムを意識して取りましょう。
②腸内環境
腸内には、免疫細胞の70%以上が存在し、外部からの異物の侵入から体を守っています。食物繊維や整腸剤で腸内環境を整えましょう。
③マクロファージ
免疫細胞の一つであるマクロファージは、異物の侵入を監視し、見つけたらこれら異物を取り込むことで退治して、体を守っています。タウリンやカルシウムは、マクロファージの働きをサポートして、免疫力を高めてくれます。

生薬とカルシウム・ビタミン・整腸剤と、症状を抑える抗ヒスタミン薬を配合したタウロミン錠は、今ある症状を抑えつつ、体の中から改善していく薬です。
花粉症でお困りの方は、ご相談ください。