自律神経と腸内環境

この冬一番の寒さが、やっと峠を越したようです。
先日、いけばな展に行ってきました。色とりどりの花に囲まれて、一足先に春の気分を味わうことが出来ました。
これから春に向かって気温や気圧の変わりやすい時期に入ります。
環境の変化に対応するために私たちの体は休むことなく調整を続けています。それが、自律神経です。病気ではないけれど、なんとなく体調が悪い時、それは自律神経のバランスが崩れているせいかもしれません。

自律神経を整える方法として、規則正しい生活、適度な運動、良質な睡眠等が知られています。あまり知られていませんが、実は腸内環境を整えることも、自律神経を整えるために大切なことの一つです。発酵食品を積極的に取り入れたり、食物繊維やオリゴ糖を多く含む食材を食べるなど、食生活を見直してみましょう。
また、食べすぎや消化不良によって胃腸に過度な負担をかけてしまうと、自律神経にも影響が出ます。よくかんで、腹八分目で満足できる食事がいいですね。遅い夕食は、消化不良の状態で眠ることにつながるため、できれば就寝の3時間前には食事を済ませるようにしましょう。