腸内環境を整えると、なぜ体にいいの?
健康のために腸活をしているという方はいませんか?
なぜ、腸内環境を整えることが体にいいのでしょうか?
秘密は、「短鎖脂肪酸」にあります。
短鎖脂肪酸とは、腸内細菌によってつくりだされる「酢酸・プロピオン酸・酪酸」の総称です。これらは、基礎体力の向上、体脂肪の低減、便秘解消、などの作用があることが報告されています。また、腸を動かす最も重要なエネルギー源であり、抗炎症作用などの優れた生理機能も持っています。
この短鎖脂肪酸を作り出すことが、健康な体のためには必要なんです。
短鎖脂肪酸を作るために大切なことがふたつあります。
①腸内に住む悪玉菌を減らして善玉菌を増やすこと
善玉菌を多く含む食べ物をとりましょう。(ヨーグル、ぬか漬け、みそ、納豆、キムチ、チーズなど)
②善玉菌のエサになる水溶性食物繊維やオリゴ糖を一緒に取ること
水溶性食物繊維は、海藻類、野菜類、キノコ類に、オリゴ糖は、野菜や果物、大豆製品に多く含まれています。
年齢とともに腸内環境は乱れやすくなるため、毎日の食事でこれらのものを食べるようにするとよいでしょう。今年もあと二ヶ月、元気にお正月を迎えられるよう、腸活始めませんか。
