第101回薬剤師国試の合格率は76.85%
厚生労働省は2016年3月28日、第101回薬剤師国家試験(2月27日、28日実施)の合格発表を行なった。受験者数1万4949人に対し、合格者は1万1488人。合格率は76.85%だった。
合格率が63.17%だった第100回に対し、第101回は13.68ポイント上昇した。特に6年制新卒者の合格率は86.24%と高く、6年制既卒者も67.92%と前回より高い結果となった(関連記事:「今年の薬剤師国試は易しかった」)。
大学別の合格率は、国立84.43%、公立84.49%、私立76.31%。最も合格率が高かった大学はいわき明星大学で98.67%(合格者数/受験者数:74/75)だった。続いて九州大学93.62%(44/47)、東邦大学92.5%(222/240)、明治薬科大学92.24%(297/322)、武蔵野大学91.72%(155/169)など。