健康を願うみなさまへ

おくすり手帳

「お薬手帳はお持ちですか?」

おくすり手帳は、医師や薬剤師にとって、過去から現在に至るまでの患者さんの体調を知る手段のひとつです。そして、お薬に変更があったのか、変更がないのかをその都度更新することで、現状がどうであるかを知ることができます。また、おくすり手帳で、お薬同士の飲み合わせをチェックすることができます。

お薬には、たくさん種類があり、お薬同士の相性がよくないもの、一緒に飲んではいけないものもあります。普段とは違う症状で病院へ行く時、普段とは違う病院・薬局へ行く時など特にチェックが重要です。

お薬をより、安心・安全に使い、最善の治療を行えるよう、おくすり手帳をお持ちいただくことをお願いしています。尚、おくすり手帳の記載は、病院スタッフや薬剤師が行います。

\\おくすり手帳は処方せんと一緒に出しましょう!//

血圧手帳

「血圧手帳をご存知ですか?」

血圧手帳は、みなさんの普段の生活の中での血圧の変化を記載するものです。病院に行って血圧を測ると、なぜかいつもより高い…なんてことはありませんか?普段は落ち着いているのに、先生や看護師さんを見ると緊張して(自分ではそう思っていなくても)血圧が上がる「白衣高血圧」という言葉もあり、意外とそういう方も多いのです。

そんな時、たまたまなのか、体の不調なのかを見極めるのにも血圧手帳は役立ちます。他にも、普段どんな時に血圧が高いのかなどを知ることができます。お医者さんは、みなさんの普段の生活の様子はわかりませんので、血圧手帳を活用し、診察の際に先生にお見せするのもよいかと思います。まずは、自分自身で血圧の変化を知ってみましょう。血圧手帳は病院、薬局にございますので、必要な時はお声かけくださいませ。

Q:血圧の測り方で気をつけることは?
朝の場合、起床後1時間以内に、排尿をすませてから測りましょう。また、朝食を食べる前、お薬を飲む前に測りましょう。 

血圧は変動しやすいので、測る時はまず1~2分安静にし、リラックスした状態で測ることを覚えておきましょう。また、意外と血圧計自体の寿命を見落としがちなので、ご自宅の血圧計をいつ購入し、使用期限がどのくらいなのかを取扱い説明書で確認しておきましょう。