はあとだより(2月)
イライラにも「レイヨウ角」
[誤作動]
イライラが爆発するときは、何かを我慢していることが多いものです。
その「なにか」はイライラを爆発させている相手の言動の場合もありますが、相手は単なる「とばっちり」にすぎず、本当の原因は違う相手にあったり、自分の心の深い部分にあったりします。
しかしそのようなイライラの爆破を後押しするものが、世の中にはあります。
それは寒暖差、気圧変化といった自然現象です。
それらに対応するためにも身体も自動的に調整されるのですが、疲労、睡眠不足、病気や老化で調整が追いつかなくなると、その歪みがイライラの導火線に火をつけてしまうことがあるのです。まさにイライラの誤作動です。
スマホやテレワークで目が疲れてくると、脳も疲れてきます。
春は気圧の変化が激しく花冷えも手伝い、疲れからたまる「血熱」が脳に集まりやすくなります。「血熱」は思考を低下させ、イライラの爆破を手伝います。
羚羊角は血熱を追い出す「脳の換気扇」です。脳にも換気は必要です。