ブログ
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2024.11.15 はあとだより 11月
〜寒がりにも鹿茸〜 〈耐えられない〉 寒がりは何も好き好んで寒がりをしているわけではありません。いつも厚着なのは、薄着に耐えられないからです。冷えて具合が悪くなるようなことがなければ、これほど身体が冷えることに神経質になることもないでしょう。 東洋医学では基本的に、冷えに耐えられるかどうか...
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2024.10.28 はあとだより 10月
物忘れにも「羚羊角」 〈忘却の彼方〉 短な漢字には感慨深いものがあります。例えば「息」という漢字は、心の上に自分の「自」が載っています。普段、呼吸は自覚もされず、自動的になされていることが自然です。それが「どうしよう」と思うようなことが起こると、一瞬にして呼吸は乱れます。息が止まりそうになり、息が...
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2024.09.27 はあとだより 9月
〜健やかな眠りにも「蟾酥」〜 〈睡眠時無呼吸症候群〉 あるひのことでした。新幹線に乗っていたら、どこからともなく血を這うような大きな「いびき」が聞こえてきました。幸いなことにお隣さんやご近所の席の方ではありませんでした。とはいえ、いつになっても気持ちよさそうなご様子、こちらはすっかり目が冴えて、...
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2024.08.30 はあとだより 8月
乾燥肌にも亀板 〈指先の乾燥〉 コロナ禍の時、お札に除菌スプレーをかけている映像を目にしたことがあります。自分はそこまでしなかったけれども、気持ちは良くわかります。たとえコロナ禍でなくても、金は天下の回りものです。誰が触ったかわからないのですから、世の中でこれほど不衛生なものはありません。 ...
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2024.06.10 はあとだより★6月★
〜夏の暑さにも「牛黄」〜 〈終わらない夏〉 昨年の夏はいったい何だったんでしょう。「いつかは終わる」と秋の到来を信じ、猛暑日を耐えました。しかしその期待は裏切られました。いつになっても夏日が終わらず、衣替えどころか半袖生活が続く秋の夜長となりました。 そして季節はめぐり、再び夏至を迎える6...