はあとだより☀︎8月☀︎

乾燥肌にも「亀板と鹿角」

〈アンバランス〉
暑さが落ち着き、汗湿疹などの心配がなくなると、次にやってくるのは乾燥肌です。
秋が深まり、カーペットに粉雪のような角質が舞い散るようになると、自分の足元を
見る度に何となく情けなく、寂しい気持ちになります。

しかしながら、とても不思議に思うのは、肌はカサカサ乾燥してくるくせに、
足のむくみは秋になってもそのままなのです。
夏のむくみは、水分の摂りすぎも関係しているように感じられますが、
「外はカサカサ、中はポチャポチャ」というのは何とも解せません。

実はこのように、さまざまな不足と過多のアンバランスが拡大していくのが、老化の特徴です。
口が乾くドライマウスと、水が溜まる膝痛が同時進行していることもあります。
老化は腎虚です。腎虚には腎陰虚と腎陽虚があります。
症状の現れ方には差がありますが、病気というのは正常範囲からの逸脱です。
亀板と鹿角は、腎虚のバランスを調整しながら補腎してくれます。