はあとだより★12月
冬の血管に「丹参」
【緊急SOS】
別に宣伝するつもりはありませんが、スマホに連動した腕時計をしていると、自分が緊急事態になったとき、自動的に救急車を呼んでくれるそうです。
実際にお孫さんからプレゼントされた一人暮らしの女性は、くも膜下出血で倒れた際に、その緊急通報サービスのおかげで救急車が駆けつけ、一命を取り留めたそうです。
心電図も絶えず測定されているので血管の中に「瘀血(おけつ)」という名のゴミが多く、血流が滞りがちな片にとっては、とても頼もしい存在だと思います。
しかし緊急時のセキュリティが万全となったところで、一抹の不安が残ります。
なぜなら根元の問題は未解決のままだからです。
循環器は機種変更ができません。
天寿を左右する腎精というリチウム電池も使い切りタイプです。
結局は自己責任で、瘀血や血熱まみれの血管を養生するしかないのです。
寒い冬の朝、「大丈夫かな」と心配になります。
そのようなときは、丹参のことを思い出してください。
冠状動脈拡張作用、血圧降下作用、脳保護作用など、「血管メンテナンス」のプロの出番です。