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  • 2024.04.03 傷寒論 太陽病中篇 第二十四條

    病人藏無他病時發熱自汗出而不愈者此衛氣不和也先其時發汗則愈宜桂枝湯主之。 病人藏に他病なく時に發熱自汗出でて愈えざる者は此れ衛氣和せざるなり、其時に先だち汗を發すれば則ち愈ゆ、宜しく桂枝湯之を主どるべし。 病人が裏の方に病がなくて、ときどき發熱して自然に汗が出ても表證がとれない者は、衛氣...

  • 2024.04.02 傷寒論 太陽病中篇 第二十三條

    病常自汗出者此爲榮氣和榮氣和者外不諧以衛氣不共榮氣和諧故爾以榮行脈中衛行脈外復發其汗榮衛和則愈宜桂枝湯。 やまひ常に自汗出づる者は此れ榮氣和するとなす、榮氣和する者外諧(かな)はざるは衛氣榮氣と共に和諧せざるを以ての故のみ、榮は脈中を行き衛は脈外を行くを以て復た其汗を發し榮衛を和すれば則ち愈ゆ...

  • 2024.04.01 傷寒論 太陽病中篇 第二十二條

    脈浮而數者可發汗宜麻黄湯。 脈浮にして數なる者は汗を發すべし、麻黄湯によろし。 脈が浮いていて早いものは、病邪が表にあって、熱を持っているからであるから、汗を發してやればよいのである。麻黄湯がよろしい。

  • 2024.03.30 傷寒論 太陽病中篇 第二十一條

    脈浮者病在表可發汗宜麻黄湯。 脈浮なる者は病表に在り汗を發すべし、麻黄湯に宜し。 脈が浮いている者は、病邪が表にあるのであるから、發汗をしてやればよいのである。それには麻黄湯がよい。これは無汗の病狀があるのであろうと思われる。

  • 2024.03.28 傷寒論 太陽病中篇 第二十條

    脈浮緊者法當身疼痛宜以汗解之假令尺中遲者不可發汗何以知之然以榮氣不足血少故也。 脈浮緊なる者は法として當に身疼痛すべし、宜しく汗を以て之を解すべし、たとへば尺中遲き者は汗を發すべからず、何を以て之を知る、然るは榮氣足らず血少きを以ての故なり。 脈が浮いて緊の者は、法則として、当然からだが...