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  • 2023.06.06 傷寒論 太陽病上篇 第二十一條

    凡服桂枝湯吐者其後必吐膿血也。 およそ桂枝湯を服して吐する者は其後必ず膿血を吐するなり。 一般に桂枝湯を服用してから吐くものは、その後で必ず膿のまじった痰や血のまじった痰を吐くものである。

  • 2023.06.05 傷寒論 太陽病上篇 第二十條

    喘家作桂枝湯加厚朴杏子佳。 喘家には桂枝湯を作り厚朴杏子を加ふるが佳し。 ゼイゼイとする人には、桂枝湯を作って、それに厚朴と杏仁を加えるのがよい。

  • 2023.06.03 傷寒論 太陽病上篇 第十九條

    若酒客病不可與桂枝湯得湯則嘔以酒客不喜甘故也。 若しくは酒客の病には桂枝湯を與ふべからず、湯を得るときは則ち嘔す、酒客は甘きを喜ばざるを以ての故なり。 若し酒が好きなものが病氣になったならば桂枝湯を與えてはいけない、之を飮むと則ち嘔いてしまう、これは酒が好きなものは甘いものを喜ばないから...

  • 2023.06.02 傷寒論 太陽病上篇 第十八條

    桂枝本爲解肌若其人脈浮緊發熱汗不出者不可與也常須識此勿令誤也。 桂枝はもと解肌をなす、もし其人脈浮緊發熱汗出でざる者には與ふべからざるなり、常に須からく此れを識り誤らしむなかるべきなり。 桂枝湯の効果というものは、元來表を解するものである、ところがもし病人の脈が浮いて、緊であるのは寒に侵...

  • 2023.06.01 傷寒論 太陽病上篇 第十七條

    太陽病三日已發汗若吐若下若溫鍼仍不解者此爲壞病桂枝不中與也觀其脈證知犯何逆隨證治之。 太陽病三日、すでに汗を發し若くは吐し若くは下し若くは溫鍼し仍ほ解せざる者は此を壞病となす桂枝を與ふるは中らざるなり、其脈證を觀て何の逆を犯したるかを知り證に隨ひて之を治せ。 太陽の病になって、三日を經過...