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2023.05.31 傷寒論 太陽病上篇 第十六條
太陽病下之後其氣上衝者可與桂枝湯方用前法若不上衝者不可與之。 太陽病、之を下したる後、其の氣上衝する者には桂枝湯を與ふべし、方は前法を用ゆ、若し上衝せざる者には之を與ふべからず。 太陽の病で、これを下した後で(太陽病は表に病があるので、下すと身体の内部が弱ってしまう)氣が上の方につき上げ...
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2023.05.30 傷寒論 太陽病上篇 第十五條
太陽病項背強几几反汗出惡風者桂枝加葛根湯主之。 太陽病、項背強几几し、反って汗出で惡風するは桂枝加葛根湯之を主どる。 太陽病でうなじから背中の方にまでこわばりがあって、そのこわばりの様子が丁度水鳥が飛ぶ時のように頭が前の方にかがんで、首がまわらないようになって、それで汗が出て、惡風のする...
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2023.05.29 傷寒論 太陽病上篇 第十四條
太陽病頭痛發熱汗出惡風者桂枝湯主之。 太陽病、頭痛、發熱、汗出でて惡風する者は桂枝湯之を主どる。 太陽病で、頭痛がして發熱し、汗が出て惡風のする者は、桂枝湯が主治します。
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2023.05.27 傷寒論 太陽病上篇 第十三條
太陽中風陽浮而陰弱陽浮者熱自發陰弱者汗自出嗇嗇惡寒淅淅惡風翕翕發熱鼻鳴乾嘔者桂枝湯主之。 太陽の中風は陽浮にして陰弱、陽浮なる者は熱自から發し陰弱なる者は汗自から出づ、嗇嗇として惡寒し淅淅と惡風し翕翕と發熱し鼻鳴り乾嘔する者は桂枝湯之を主どる。 太陽の經が風にあてられて、寸口の脈が浮いて...
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2023.05.26 傷寒論 太陽病上篇 第十二條
病人身大熱反欲得近衣者熱在皮膚寒在骨髓也身大寒反不欲近衣者寒在皮膚熱在骨髓也。 病人身大いに熱するに反って衣を近づくるを得んと欲するは熱皮膚に在るも寒骨髓に在るなり、身大いに寒するに反って衣を近づくるを欲せざる者は寒皮膚に在り熱骨髓に在るなり。 病人の身體が大変あついのに、かえって衣服を...