インフルエンザの流行、やや減少傾向に
厚生労働省は先週2月6日に2015年第5週(1月26日~2月1日)のインフルエンザ発生状況を発表しました。
定点当たりの報告数は29.11で、前週の39.42から減少したようです。1週間の推計患者数も前週より57万人減って135万人となりました。定点医療機関からの報告を基にした1週間の推計受診患者数は約135人。前週の約192万人より57万人減少しました。
流行のピークは過ぎた可能性がありますが、全国の保健所地域でみると、全47都道府県において416か所で警報レベルを超えていて、まだ注意が必要そうです。
今年の流行状況を年齢別で見ると、5~9歳が約29万人、10~14歳が約22万人、0~4歳が約16万人と、子どもに多い傾向にあります。
ウイルスの検出状況では、A香港型(AH3亜型)がもっとも多く、次いでB型となっているようです。