日頃からしっかり防災対策を!
皆さん、防災対策はしっかりされていますか?
今回の能登半島地震でハッとさせられた私。
今一度、防災対策で大切なことをまとめてみました。
【家の中の安全対策】
寝室や子供部屋にはできるだけ家具を置かないようにしましょう!
大きな地震では、多くの方が倒れてきた家具の下敷きになって亡くなったり、大けがをしたりしました。
その為、置く場合はなるべく背の低い家具にし、転倒防止対策をとることが大切です。
家具が倒れて怪我をしたり、出入口をふさいだりしないように家具の向きや配置も工夫しましょう。
また、手の届くところに懐中電灯やスリッパ、ホイッスルを備えておくのも大切です。
ホイッスルが必要?と思われる方もいるかと思いますが、万が一建物や家具の下敷きになった時に救助を求めるのにとても役に立ちます。
少しの息でもホイッスル音が出るので、救助する際の生息の目安になります。
【ライフライン停止の備え】
大災害が発生したときには、電気やガス、水道、通信などのライフラインが止まってしまう可能性があります。
そうなった時でも自力で生活できるよう、普段から飲料水や非常食など備蓄しておくことが大切です。
今回の能登半島地震で被災された方々から、水不足が一番困ったという声が多かったそうです。
水は飲料以外にも物や体を洗ったり、トイレを流したりと生活に欠かせないものです。
日頃から水道水を入れたポリタンクを用意したり、お風呂の水をいつもはっておくなどの備えをしておきましょう。
備蓄品や非常用持ち出し品も何が必要か改めて確認しておくと良いですね。
【安否情報の確認方法を家族で決めておく】
災害が発生したときに家族で別々にいた場合、お互いの安否を確認できるように日頃から安否方法や集合場所などを話し合っておきましょう。
携帯電話を持っていても、災害時は回線がつながりにくくなる為、連絡がとれない場合があります。
そんな時には「災害用伝言ダイヤル(171)」や、「災害用伝言版」を利用しましょう!
こちらのサービスは被災者の家族が全国どこからでも伝言を録音したり、メッセージとして文字に残したりすることができ、登録された伝言は、発信者の電話番号で確認することができます。
8月30日~9月5日(防災週間)、毎月1日と15日、1月1日~3日、1月15日~21日(防災とボランティア週間)は体験利用が可能ですので、一度体験してみるといいかもしれませんね。
こうしてみると防災対策についてまだ知らないことが多いことに気が付きました。
自然災害は次にいつ起こるか分かりません。
災害が起きても慌てず、自分の命を守れるように普段からしっかり準備していきましょう!