災害時私たちにできること

東北地方太平洋沖地震におきまして、被害にあわれた皆様にお見舞い申し上げます。

各自「できること」が何か考えましょう。

自分では小さな力だと思っても、命を救う力があることがあります。

阪神淡路大震災の経験から叫ばれている注意事項です。

情報量から電話での連絡は回線の混乱を招くだけでなく、本当に連絡が必要な方の障害になりかねません。

こういった場合はネットのテキストが効果を出す場合もあります。
たとえばツイッターなど呼びかけできます。
・夜になるとき。阪神大震災で最後に最大に悲惨に起こった災害は、「治安悪化」による「人災」です。大切な人を守ってください。一人でいる人は、最寄りの知り合いと小さくても良いのでコミュニティーを作りましょう。

・避難した女性の方 絶対に一人で公衆トイレに行かないで。便乗する性犯罪者がいます。常に誰かと行動して、トイレも二人以上でいくようにしてください。

・赤ちゃんがいる方 赤ちゃんの頭にタオルでも何でもいいので、クッションになるようなものを置いてください。阪神大震災で、テレビが飛んできて死亡した乳児がいました。彼の死を無駄にしないで。

・電話の使用は極力避けてください!非常の為の119番や110番がかかりづらくなっています。安否の確認は災害用伝言ダイヤル171番またはツイッターなどのネットの利用でお願いします。

・地震が起こったら、必ず窓を開けてください。そして、家にいる人は、水道が止まる前に、お風呂に水をためてください。また、電気が通じる人は、ご飯を炊いてください。

・停電をした地域は、必ずブレーカーを全て落としてください。また避難する際も絶対にブレーカーを落としてください。送電時に火災になって家が燃えてしまいます。停電から復旧した瞬間ショートして火災というケースも多いようですので、停電してても落としてください。

通電されたら小さなブレーカーを一つずつ入れて下さい。漏電ブレーカーが落ちるようでしたら、無理に入れず、電気事業者等に連絡をとって下さい。

ガスの元栓をしめてください。ガスが充満すると静電気だけで大爆発が起こります。

・断水の可能性がありますので、お風呂に水をためてください。飲料水の確保もお忘れなく。

ネットが使えるうちに自分の住んでいる地区の避難場所を確認してください。

・足元数十センチの津波でも足をすくわれ一気に沖合いまで流されます。絶対に見物などには行かないようにしてください。

・車のトランクにタイヤ交換用のジャッキがついているはずです。瓦礫の下敷きになっている人を救助する場合、かなり重要になってきますので、提供をお願いします。

室内にいる時も、履物の確保をしてください。ガラスの破片で足を怪我すると、命取りです。

避難する時は、雑誌を頭に載せてタオルやシャツで包むだけでも簡易ヘルメットになります。おなじように足に巻けば、履物になります。

・ライフラインを確保するのに時間がかかりますが、多勢で避難している場所に集まったほうがいいかと思います。少人数で避難していてはライフラインが届きにくい場合もあります。