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2023.06.23 傷寒論 太陽病中篇 第四條
太陽病桂枝證醫反下之利遂不止脈促者表未解也喘而汗出者葛根黄連黄芩湯主之。 太陽病、桂枝の證を醫反って之を下し利遂に止まず、脈促なる者は表未だ解せざるなり、喘して汗出づる者は葛根黄連黄芩湯之をつかさどる。 太陽の經に病があって、桂枝湯の證を現わしていたのであるが、醫が誤って下すほど裏證であ...
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2023.06.22 傷寒論 太陽病中篇 第三條
太陽與陽明合病不下利但嘔者葛根加半夏湯主之。 太陽と陽明との合病下利せず但だ嘔する者は葛根加半夏湯之をつかさどる。 太陽經と陽明經とが同時に病んだ時に、下利をしないでただ嘔する者には、葛根加半夏湯が主治します。
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2023.06.21 傷寒論 太陽病中篇 第二條
太陽與陽明合病者必自下利葛根湯主之。 太陽と陽明との合病の者は必ず自下利す、葛根湯之をつかさどる。 太陽と陽明とが一緒に病んだものは、必ずひとりでに下利をするものである。表のふさがりがひどいために、熱が陽明にまで入り下利を起こすのである。葛根湯が主治します。
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2023.06.20 傷寒論 太陽病中篇 第一條
太陽病項背強几几無汗惡風葛根湯主之。 太陽病、項背強ばりて几几とし、汗無く惡風するは葛根湯之をつかさどる。 太陽病でうなじや背中が強わばって、その様子が丁度水鳥が飛び立つ時の首の狀態のようで、汗がなく惡風のするものは、葛根湯が主治するのである。
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2023.06.19 傷寒論 太陽病中篇
辨太陽病脈證幷治中第六 太陽病の病脈と病證と幷せて治とを辨ずる中の第六。 太陽病の脈證と、幷せて治を辨ずるの中、第六。