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  • 2022.12.17 傷寒論 痓濕暍病 第十四條

    太陽中熱者暍是也其人汗出惡寒身熱而渴也。 太陽の中熱者は暍これなり、其人惡寒し身熱して渴するなり。 太陽經が熱に中った者は暍である、其の人は汗が出て惡寒して身が熱して渇が起こる。

  • 2022.12.16 傷寒論 痓濕暍病 第十三條

    病者一身盡疼發熱日晡所劇者此名風濕此病傷於汗出當風或久傷取冷所致也。 病者一身ことごとく疼み發熱し日晡所に劇しき者は此を風濕と名づく、此の病は汗出づるに風に當りて傷られ或は久しく冷を取(う)くるに傷られて致す所なり。 病人の狀態が、全身がすべていたみ、熱が出て、その狀態が午後三時から五時...

  • 2022.12.15 傷寒論 痓濕暍病 第十二條

    濕家病身上疼痛發熱面黄而喘頭痛鼻塞而煩其脈大自能飮食腹中和無病病在頭中寒濕故鼻塞内藥鼻中則愈。 濕家病み身上疼痛發熱し面黄にして喘し頭痛鼻塞して煩し其脈大きく自ら能く飮食するは腹中和して病なく、病は頭中に寒濕在り故に鼻塞す、藥を鼻中に内るれば則ち愈ゆ。 濕家が病んで身上が疼痛し、發熱して...

  • 2022.12.14 傷寒論 痓濕暍病 第十一條

    問曰風濕相搏一身盡疼痛法當汗出而解值天陰雨不止醫云此可發汗汗之病不愈者何也荅曰發其汗汗大出者但風氣去濕氣在是故不愈也若治風濕者發其汗但微微似欲汗出者風濕俱去也。 とふて曰く風濕相搏てば一身盡く疼痛す、法まさに汗出でて解すべし、天の陰雨に値ひ止まず、醫云ふこれ汗を發すべしと、之を汗して病愈えざる...

  • 2022.12.13 傷寒論 痓濕暍病 第十條

    濕家下之額上汗出微喘小便利者死若下利不止者亦死。 濕家を之を下し額上に汗出で微喘し小便利する者は死す、若しくは下利止まざる者も亦死す。 濕家に下しをかけ、額の上に汗が出て微喘し、小便が出てしまう者は死んでしまう。若し下利が止まらない者もまた死んでしまう。