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  • 2022.09.16 傷寒論 平脈法 第三十五條

    寸口脈弱而緩弱者陽氣不足緩者胃氣有餘噫而吞酸食卒不下氣塡於膈上也。 寸口の脈、弱にして緩、弱なる者は陽氣不足し、緩なる者は胃氣餘りあり、噫して吞酸し食卒に下らず、氣膈上をうづむるなり。 寸口の脈が弱で緩である、弱なる者は陽氣が不足し、緩の者は胃氣に有餘がある、おくびが出て吞酸し食が卒に下...

  • 2022.09.15 傷寒論 平脈法 第三十四條

    趺陽脈大而緊者當即下利爲難治。 趺陽の脈大にして緊なる者は當に即下利すべし治し難しとなす。 趺陽の脈が大で緊の者は、まさに即に下利するはずである、治しにくい者であります。

  • 2022.09.14 傷寒論 平脈法 第三十三條

    寸口脈弱而遲弱者衛氣微遲者榮中寒榮爲血血寒則發熱衛爲氣氣微者心内飢飢而虛滿不能食也。 寸口の脈、弱にして遲、弱なる者は衛氣微(すくな)く、遲き者は榮中寒す、榮を血となす血寒ゆるときは則ち發熱す、衛を氣となす氣微なる者は心内飢ゆ、飢えて虛滿し食する能はざるなり。 寸口の脈が弱で遲である、弱...

  • 2022.09.13 傷寒論 平脈法 第三十二條

    脈浮而大浮爲風虛大爲氣強風氣相搏必成癮疹身體爲痒痒者名泄風久久爲痂癩。 脈浮にして大、浮を風虛となし大を氣強しとなす、風氣相搏てば必ず癮疹をなし身體かゆきをなす、痒き者は泄風と名づく、久久すれば痂癩を爲す。 脈が浮いて大である、浮というのは風虛であり、大は氣が強いとします、風と氣が相うつ...

  • 2022.09.12 傷寒論 平脈法 第三十一條

    趺陽脈伏而濇伏則吐逆水穀不化濇則食不得入名曰關格。 趺陽の脈、伏にして濇、伏は則ち吐逆し水穀化せず、濇は則ち食入るを得ず、名づけて關格と曰ふ。 趺陽の脈が伏して濇っている、伏というのはすなわち吐逆して水穀が化せないで下利をする、濇はすなわち食を入れることが出来ない、名づけて關格という。