夏至（げし）　半夏生にたこを食べるならわし

今日6月21日は夏至（げし）。一年でいちばん昼の時間が長く、夜が短くなります。

夏至から数えて11日目（2023年は7月2日）は「半夏生（はんげしょう）」です。昔はこの日までに田植えを済ませるようにしました。

関西では半夏生にたこを食べる習わしがあります。豊作を祈って「稲がたこの足のようにしっかりと根付くように」という言われもありますが、6月から7月はたこが特にやわらかくておいしい時期でもあります。また、たこにはアミノ酸の一種のタウリンが豊富に含まれていて、体の機能を正常に保つ働きがあります。

これから本格的に暑い日が続きます。半夏生にたこを食べて夏を乗りきりましょう。