ブログ

  • 2024.04.17 傷寒論 太陽病中篇 第三十四條

    發汗過多其人叉手自冒心心下悸欲得按者桂枝甘艸湯主之。 汗を發したること多きに過ぎその人手を叉み自から心を冒へば心下悸し按を得んと欲する者は桂枝甘艸湯之をつかさどる。 汗のかかせ方が多すぎたために、胸苦しくなって、病人が手を組んで自然に胸の上にあてて、動悸がしてやたらにさすってもらいたいよ...

  • 2024.04.15 傷寒論 太陽病中篇 第三十三條

    發汗後不可更行桂枝湯汗出而喘無大熱者可與麻黄杏仁甘艸石膏湯主之。 發汗後更へて桂枝湯を行ふべからず、汗出でて喘し大熱無き者は麻黄杏仁甘艸石膏湯を與へ之を主どる可し。 發汗をした後で、さらに桂枝湯類を服用させてはいけない。桂枝湯類の證に似ているのではないだろうか。汗が出てゼイゼイ言って体に...

  • 2024.04.13 傷寒論 太陽病中篇 第三十二條

    發汗後身疼痛脈沈遲者桂枝加芍藥生薑各一兩人參三兩新加湯主之。 發汗後身疼痛し脈沈遲の者は桂枝加芍藥生薑各一兩人參三兩新加湯之を主どる。 發汗をした後で、身體がうづき痛み、脈が沈んで遲くなった者は、桂枝加芍藥生薑各一兩、人參三兩新加湯が主治します。

  • 2024.04.12 傷寒論 太陽病中篇 第三十一條

    下之後復發汗晝日煩躁不得眠夜而安靜不嘔不渴無表證脈沈微身無大熱者乾薑附子湯主之。 之を下したる後復た汗を發し晝日煩躁して眠るを得ず、夜にして安靜嘔せず渴せず表證なく脈沈微、身に大熱無き者は乾薑附子湯之をつかさどる。 病人を下した後で、その上にまた汗を發してやった。そのために昼日もだえ苦し...

  • 2024.04.11 傷寒論 太陽病中篇 第三十條

    下之後復發汗必振寒脈微細所以然者以内外俱虛故也。 之を下したる後また汗を發すれば必ず振寒し脈微細となる、しかるゆえんの者は内外俱に虛するを以ての故なり。 病人を下した後で、病が治らずに、その上にまた汗を發しさせると、そのためにガタガタふるえて寒がり、脈がかすかで細くなった場合がある。そう...