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2023.06.29 傷寒論 太陽病中篇 第九條
傷寒脈浮緩身不疼但重乍有輕時無少陰證者大靑龍湯發之。 傷寒脈浮緩、身疼まず但重く、乍ち輕き時ありて少陰の證無き者は大靑龍湯之を發す。 傷寒で脈が浮いてゆるやかで、身體に疼みがなく、ただ重くてだるく、どうかすると急にかるいときがあり、身體内部に寒のないものは、大靑龍湯で表のふさがりを汗で發...
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2023.06.28 傷寒論 太陽病中篇 第八條
太陽中風脈浮緊發熱惡寒身疼痛不汗出而煩躁者大靑龍湯主之若脈微弱汗出惡風者不可服服之則厥逆筋惕肉瞤此爲逆也。 太陽の中風,脈浮緊、發熱惡寒し身疼痛、汗出でずして煩躁する者は大靑龍湯之をつかさどる、若しも脈微弱、汗出で惡風する者は服すべからず、之を服すれば則ち厥逆筋惕肉瞤す之を逆と爲すなり。 ...
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2023.06.27 傷寒論 太陽病中篇 第七條
太陽病十日以去脈浮細而嗜臥者外已解也設胸滿脇痛者與小柴胡湯脈但浮者與麻黄湯。 太陽病十日よりこのかた、脈浮細にして臥するを嗜む者は外已に解するなり、設し胸滿脇痛する者は小柴胡湯を與へ脈但だ浮なる者には麻黄湯を與ふ。 太陽病にかかってから十日をすぎてこのかた、脈が浮いて細く、横になっていた...
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2023.06.26 傷寒論 太陽病中篇 第六條
太陽與陽明合病喘而胸滿者不可下宜麻黄湯主之。 太陽と陽明の合病、喘して而して胸滿する者は下すべからず、宜しく麻黄湯之を主どるべし。 太陽の經と陽明の經とが同時に侵されて發病し、ゼイゼイとして胸が滿って一杯になるものは、下してはいけないのである。その場合には麻黄湯が主治します。
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2023.06.24 傷寒論 太陽病中篇 第五條
太陽病頭痛發熱身疼腰痛骨節疼痛惡風無汗而喘者麻黄湯主之。 太陽病、頭痛、發熱、身疼、腰痛、骨節疼痛、惡風、汗無くして喘する者は麻黄湯之をつかさどる。 太陽病で頭痛がして、發熱し、からだがうずき、腰が痛んで、骨のふしぶしがうずき痛んで、惡風があって汗が出ず、ゼイゼイする者には、麻黄湯が主治...