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2022.12.14 傷寒論 痓濕暍病 第十一條
問曰風濕相搏一身盡疼痛法當汗出而解值天陰雨不止醫云此可發汗汗之病不愈者何也荅曰發其汗汗大出者但風氣去濕氣在是故不愈也若治風濕者發其汗但微微似欲汗出者風濕俱去也。 とふて曰く風濕相搏てば一身盡く疼痛す、法まさに汗出でて解すべし、天の陰雨に値ひ止まず、醫云ふこれ汗を發すべしと、之を汗して病愈えざる...
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2022.12.13 傷寒論 痓濕暍病 第十條
濕家下之額上汗出微喘小便利者死若下利不止者亦死。 濕家を之を下し額上に汗出で微喘し小便利する者は死す、若しくは下利止まざる者も亦死す。 濕家に下しをかけ、額の上に汗が出て微喘し、小便が出てしまう者は死んでしまう。若し下利が止まらない者もまた死んでしまう。
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2022.12.12 傷寒論 痓濕暍病 第九條
濕家其人但頭汗出背強欲得被覆向火若下之早則噦胸滿小便不利舌上如胎者以丹田有熱胸中有寒渴欲得水而不能飮則口燥煩也。 濕家其人但だ頭汗出で背強ばり被覆を得て火に向はんと欲するを若し之を下すこと早ければ則ち噦し胸滿小便不利す、舌上胎の如き者は丹田に熱あり胸中に寒あるを以て渴して水を得んと欲すれども飮...
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2022.12.10 傷寒論 痓濕暍病 第八條
濕家之爲病一身盡疼發熱身色如似熏黄。 濕家の病ひたる一身ことごとく疼み發熱し、身色熏黄に似たるが如し。 濕を病んでいる人の病狀は、全身がうずき痛んで、身の色がいぶしたような黄色を呈しているのである。これは濕の邪が經にあるのであろうと思われる。
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2022.12.08 傷寒論 痓濕暍病 第七條
太陽病關節疼痛而煩脈沈而細者此名濕痹濕痹之候其人小便不利大便反快但當利其小便。 太陽病關節疼痛して煩し脈沈にして細なる者は此を濕痹と名づく、濕痹の候、其人小便利せず大便反って快きは、ただ當にその小便を利すべし。 太陽病で關節が疼痛して煩し、脈が沈で細の者は此れを濕痹と名づける。濕痹の症狀...