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2022.09.10 傷寒論 平脈法 第三十條
寸口脈浮而大浮爲虛大爲實在尺爲關在寸爲格關則不得小便格則吐逆。 寸口の脈浮にして大、浮は虛となし大は實となす、尺に在るを關となし寸に在るを格となす、關は則ち小便を得ず格は則ち吐逆す。 寸口の脈が浮で大である、浮は虛とし大は實とします、尺に在るを關となし寸に在るを格となす、關は則ち小便を得...
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2022.09.09 傷寒論 平脈法 第二十九條
趺陽脈滑而緊滑者胃氣實緊者脾氣強持實擊強痛還自傷以手把刃坐作瘡也。 趺陽の脈くゎつにして緊、滑なる者は胃氣實し、きんなる者は脾氣強し、實を持って強を擊てば痛み還って自から傷らる、手を以て刃を把れば坐らにして瘡を作すなり。 趺陽の脈が滑で緊である、滑であると胃氣が實し、緊の者は脾氣が強い、...
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2022.09.08 傷寒論 平脈法 第二十八條
寸口脈緩而遲緩則陽氣長其色鮮其顏光其聲商毛髮長遲則陰氣盛骨髓生血滿肌肉緊薄鮮鞕陰陽相抱榮衛俱行剛柔相搏名曰強也。 寸口の脈緩にして遲、緩は則ち陽氣長じ、其の色鮮かに其の顏光り其の聲商毛髮長ず、遲は則ち陰氣盛り骨髓生じ血滿ち肌肉緊薄鮮鞕に陰陽相抱き榮衛俱に行き剛柔相うつを名づけて強と曰ふなり。 ...
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2022.09.07 傷寒論 平脈法 第二十七條
寸口衛氣盛名曰高榮氣盛名曰章高章相搏名曰綱衛氣弱名曰惵榮氣弱名曰卑惵卑相搏名曰損衛氣和名曰緩榮氣和名曰遲遲緩相搏名曰沈。 寸口の衛氣さかんなるは名づけて高と曰ひ、榮氣盛んなるは名づけて章と曰ふ、高章相搏つは名づけて綱と曰ふ、衛氣弱きは名づけて惵と曰ひ榮氣弱きは名づけて卑と曰ふ、惵卑相うつは名づ...
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2022.09.06 傷寒論 平脈法 第二十六條
問曰曾爲人所難緊脈從何而來師曰假令亡汗若吐以肺裏寒故令脈緊也假令欬者坐飮冷水故令脈緊也假令下利以胃中虛冷故令脈緊也。 問ふて曰く曾つて人の爲に難しめらるる所の緊脈何くよりして來るか、師曰はくたとへば汗を亡し若くは吐し肺の裏寒するを以ての故に脈をして緊ならしむるなり、假令ば欬する者そぞろに冷水を...