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  • 2022.08.24 傷寒論 平脈法 第十五條

    問曰脈有相乘有縱有橫有逆有順何也師曰水行乘火金行乘木名曰縱火行乘水木行乘金名曰橫水行乘金火行乘木名曰逆金行乘水木行乘火名曰順也。 問ふて曰く脈に相乘ずる有りて縱あり橫あり逆あり順ありとは何ぞや、師の曰はく水ゆきて火に乘じ、金ゆきて木に乘ずるは名づけて縱と曰ひ、火ゆきて水に乘じ木ゆきて金に乘ずる...

  • 2022.08.23 傷寒論 平脈法 第十四條

    假令下利寸口關上尺中悉不見脈然尺中時一小見脈再舉頭者腎氣也若見損脈來至爲難治。 たとへば、下利し、寸口關上尺中悉く脈を見はさず、然も尺中にひとたび小見し脈再び頭を舉ぐる者は腎氣なり、若し損脈來り至るを見はさば治し難しとなす。 たとえば下利して寸口關上尺中がみんな脈をあらわさず、尺中が時に...

  • 2022.08.22 傷寒論 平脈法 第十三條

    問曰經説脈有三菽六菽重者何謂也師曰脈者人以指按之如三菽之重者肺氣也如六菽之重者心氣也如九菽之重者脾氣也如十二菽之重者肝氣也按之至骨者腎氣也。 問ふて曰く、經に説く、脈に三菽六菽の重さの者有りとは何を謂ふぞや、師の曰はく脈を人ゆびを以て之を按ずるに三菽の重さの如き者は肺氣なり、六菽の重さの如き者...

  • 2022.08.20 傷寒論 平脈法 第十二條

    問曰人愧者其脈何類師曰脈浮而面色乍白乍赤。 問ふて曰く、愧づる者は其の脈何に類するか、師の曰はく、脈浮にして面色乍ち白く、乍ち赤し。 お尋ねします、その人が恥じるのは脈が何に類するのでしょう、先生がいわれるのには、脈が浮いていて、面の色がたちまち白くたちまち赤くなる。

  • 2022.08.19 傷寒論 平脈法 第十一條

    問曰人不飮其脈何類師曰其脈自濇脣口乾燥也。 問ふて曰く、人飮まざるは其の脈何に類するか、師の曰はく脈自から濇脣口乾燥するなり。 お尋ねしますが、人が飮まないのはその脈が何に類(にてる)のでしょうか、その脈が自然に濇り脣や口が乾燥するものなのです。