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  • 2022.08.18 傷寒論 平脈法 第十條

    問曰人病恐怖者其脈何狀師曰脈形如循絲纍纍然其面白脱色也。 問ふて曰く、人病みて恐怖する者は其の脈何の狀ぞ、師曰はく脈の形ち絲を循づるが如く纍纍然たり、其の面白く脱色するなり。 お尋ねします、人が恐怖を病むものは、その脈は何に似ているのでしょうか、先生がいわれるのには、その脈が糸を循(撫で...

  • 2022.08.17 傷寒論 平脈法 第九條

    師曰伏氣之病以意候之今月之内欲有伏氣假令舊有伏氣當須脈之若脈微弱者當喉中痛似傷非喉痹也病人云實咽中痛雖尒今復欲下利。 師のたまはく伏氣の病は意を以て之を候ふ、今月の内に伏氣有らんと欲し、假令ば舊と伏氣有らば當に須らく之を脈すべし、若し脈微弱の者は當に喉中痛んで傷るるに似たるべし喉痹に非ざるなり...

  • 2022.08.16 傷寒論 平脈法 第八條

    師持脈病人欠者無病也脈之呻者病也言遲者風也搖頭言者裏痛也行遲者表強也坐而伏者短氣也坐而下一腳者腰痛也裏實護腹如懷卵物者心痛也。 解 師、みゃくを持するに病人欠する者は病ひ無きなり、之を脈するに呻る者は病むなり、言ふこと遲き者は風なり、頭をゆるがせて言ふ者は裏痛むなり、行ふこと遲き者は表こはば...

  • 2022.08.15 傷寒論 平脈法 第七條

    設令向壁臥聞師到不驚起而盻視若三言三止脈之嚥唾者此詐病也設令脈自和處言汝病大重當須服吐下藥鍼灸數十百處乃愈。 もしも壁に向って臥し、師の到りたるを聞きて、驚き起きずして盻(けい)視(し)し、若しくは三言三止し、之を脈すれば唾を嚥(の)む者は此れ詐病なり、もしも脈自和すれば處して言へ、此の病大い...

  • 2022.08.13 傷寒論 平脈法 第六條

    師曰病家人來請云病人發熱煩極明日師到病人向壁臥此熱已去也設令脈不和處言已愈。 師のたまはく、病家の人來り請ふて云ふ、病人熱を發し煩極すと、明日師到れば病人壁に向って臥す、此れ熱已でに去りたるなり、もし脈和せざれば處して言へ已に愈えたりと。 先生が言われるのには、病家の人が来て發熱して煩し...