原点回帰

昨日、『はじめておつかい』ならぬ

『初めての退院時カンファレンス』に参加してきました。

44歳おっさん、調剤薬局畑一筋21年も経っただろうか、、、

生まれたての赤子のように右も左もわからない完全アウェイ

声を掛けてもらったケアマネのYさん、いつも気にかけて

守って頂いて感謝の言葉しか見つかりません。

夕方16時よりS病院にて会議開催

医師、ソーシャルワカー、病棟看護師、外来看護師

管理栄養師、病院薬剤師、研修医、リハビリの担当者

ケアマネージャー、ヘルパー、在宅薬剤師の俺

患者本人と弟さん

病院から現状報告の資料には俺の名が、、、

医師が病状過去現在今後について説明

そして管理栄養師、病院薬剤師と必要な替えの効かない必要な情報を

矢継ぎ早に報告され、今後の退院後の課題と解決の議論

ケアマネのY氏の的確な回答とレベルの高い応酬がやりとりされ

その後も心不全認定看護師よりの課題提起などなど目白押し

そんな緊張した濃密なひと時も終わり最後に

在宅現場で患者さんだけの生活に近い医療従事者として

折角の参加なので爪痕残そうと

薬の服用に関する質問をして先生より回答頂き終わりました。

終わった後こちらも折角なので薬剤部によって先程の薬剤師さんと

二三情報交換して歩いて帰ったんですが、

帰りしなこんな凄い会議に参加させてもらえるまで

成長させてもらった過去在宅依頼を頂きご指導頂いたY医師やK医師

普段より人と接してもらえるM医師に感謝の気持ちが沸々と

沸いてきました。薬局で毎日に撲殺されるだけの日々では決して

届かなかっただろう薬剤師としてのスペシャリティを感じることが

できたのは久しぶりのように感じました。

薬剤師になろうとした学生時代、患者さんの役に立ちたいと感じてた

原点を思い出しました。そんな基本を前提のスペシャルティの集団で

お仕事できる機会を得たことに感謝の気持ちでいっぱいになりました。

いつも仕事と家庭を支えてくれてる嫁にも感謝の気持ちで一杯です。