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2023.07.05 傷寒論 太陽病中篇 第十四條
太陽病外證未解者不可下也下之爲逆欲解外者宜桂枝湯主之。 太陽病外證未だ解せざる者は下すべからざるなり、之を下せば逆を爲す、外を解せんと欲する者は宜しく桂枝湯にて之をつかさどるべし。 太陽の經が病んで、外證(頭痛、發熱、惡寒)がまだ取れないものは下してはならない、これを下すのを逆とする、外...
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2023.07.04 傷寒論 太陽病中篇 第十三條
太陽病下之微喘者表未解故也桂枝加厚朴杏仁湯主之。 太陽病之をくだし、微喘する者は、表未だ解せざるが故なり、桂枝加厚朴杏仁湯之をつかさどる。 太陽の經が病んでいるのに、之を下してしまい(普通、太陽病は下すことはないのに、下した)すこし喘(ぜえぜえ)する者は、表がまだ解してないからです、桂枝...
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2023.07.03 傷寒論 太陽病中篇 第十二條
太陽病外證未解脈浮弱者當以汗解宜桂枝湯。 太陽病外證いまだ解せざれば脈浮弱なる者もまさに汗を以て解すべし桂枝湯に宜し。 太陽病で發汗をしたけれども外證(頭痛、發熱、惡寒)がとれないもので、脈が浮いていて弱いものは、当然かるく發汗させてやって、治すべきである。その場合には桂枝湯がよろしいの...
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2023.07.01 傷寒論 太陽病中篇 第十一條
傷寒心下有水氣欬而微喘發熱不渴服湯已渴者此寒去欲解也小靑龍湯主之。 傷寒心下に水氣あり、欬して微喘し、發熱渴せず、湯を服し已りて渴する者は此れ寒去りて解せんと欲するなり、小靑龍湯之をつかさどる。 傷寒で心下に水氣が有って咳がでて少しゼエゼエし、發熱して渇はない、湯を服しおわり渇する者は、...
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2023.06.30 傷寒論 太陽病中篇 第十條
傷寒表不解心下有水氣乾嘔發熱而欬或渴或利或噎或小便不利少腹滿或喘者小靑龍湯主之。 傷寒表解せず心下に水氣あり乾嘔發熱して欬し或は渴し或は利し或は噎し或は小便不利少腹滿し或は喘する者は小靑龍湯之を主どる。 傷寒にかかって、幾日かたっても表が治らないで、心下(みずおち)のあたりに水の動きがあ...