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  • 2022.10.26 傷寒論 傷寒例 第十四條

    又土地溫涼高下不同物性剛柔飡居亦異是黄帝興四方之問歧伯舉四治之能以訓後賢開其未悟者臨病之工宜須兩審也。 また土地の溫涼高下同じからず物性の剛柔飡居も亦異なる、これ黄帝四方の問を發すれば歧伯は四治の能を擧げて以て後賢を訓へ其の未だ悟らざる者を開く、病に臨むの工は宜しく兩つながら審らかにすることを...

  • 2022.10.25 傷寒論 傷寒例 第十三條

    傷寒之病逐日淺深以施方治今世人傷寒或始不早治或治不對病或日數久淹困乃告醫醫人又不依次第而治之則不中病皆宜臨時消息制方無不効也今搜採仲景舊論錄其證候診脈聲色對病眞方有神驗者擬防世急也。 傷寒の病は日の淺深を逐ふを以て方治を施す、今世の人寒に傷られ或は始めに早く治せず、或は治の病に對せず、或は日數久淹...

  • 2022.10.24 傷寒論 傷寒例 第十二條

    是以春傷於風夏必飱泄夏傷於暑秋必病瘧秋傷於濕冬必咳嗽冬傷於寒春必病溫此必然之道可不審明之。 是れを以て春風に傷らるれば夏必ず飱泄し、夏暑に傷らるれば秋必ず瘧を病み、秋濕に傷らるれば冬必ず咳嗽し、冬寒に傷らるれば春必ず溫を病む、此れ必然の道、之を審明せざる可き。 是で春に風に傷られると、夏...

  • 2022.10.22 傷寒論 傷寒例 第十一條

    此君子春夏養陽秋冬養陰順天地之剛柔也小人觸冒必嬰暴疹須知毒烈之氣畱在何經而發何病詳而取之。 此れ君子は春夏は陽を養ひ秋冬は陰を養ひ天地の剛柔に順(したが)ふなり、小人觸冒すれば必ず暴疹に嬰かる、すべからく毒烈の氣畱まりて何れの經に在りて何れの病を發するやを詳らかに知りて之を取るべし。 此...

  • 2022.10.21 傷寒論 傷寒例 第十條

    是以彼春之暖爲夏之暑彼秋之忿爲冬之怒是故冬至之後一陽爻升一陰爻降也夏至之後一陽氣下一陰氣上也斯則冬夏二至陰陽合也春秋二分陰陽離也陰陽交易人變病焉。 是れを以て彼の春の暖は夏の暑となり、彼の秋の忿は冬の怒となる、是の故に冬至の後一陽の爻のぼり、一陰の爻降るなり、夏至の後は一陽の氣下り、一陰の氣の...