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2022.10.22 傷寒論 傷寒例 第十一條
此君子春夏養陽秋冬養陰順天地之剛柔也小人觸冒必嬰暴疹須知毒烈之氣畱在何經而發何病詳而取之。 此れ君子は春夏は陽を養ひ秋冬は陰を養ひ天地の剛柔に順(したが)ふなり、小人觸冒すれば必ず暴疹に嬰かる、すべからく毒烈の氣畱まりて何れの經に在りて何れの病を發するやを詳らかに知りて之を取るべし。 此...
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2022.10.21 傷寒論 傷寒例 第十條
是以彼春之暖爲夏之暑彼秋之忿爲冬之怒是故冬至之後一陽爻升一陰爻降也夏至之後一陽氣下一陰氣上也斯則冬夏二至陰陽合也春秋二分陰陽離也陰陽交易人變病焉。 是れを以て彼の春の暖は夏の暑となり、彼の秋の忿は冬の怒となる、是の故に冬至の後一陽の爻のぼり、一陰の爻降るなり、夏至の後は一陽の氣下り、一陰の氣の...
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2022.10.20 傷寒論 傷寒例 第九條
然氣候亦有應至而不至或有未應至而至者或有至而大過者皆成病氣也但天地動靜陰陽鼓擊者各正一氣耳。 然れども氣候にも亦至るに應じて至らざるあり、或は未だ至るに應ぜずして至る者あり、或は至って大過なる者あり、皆病氣を成すなり、但し天地の動靜陰陽鼓擊する者はおのおの正しき一氣のみ。 然れども氣候に...
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2022.10.19 傷寒論 傷寒例 第八條
十五日得一氣於四時之中一時有六氣四六名爲二十四氣也。 十五日に一氣を四時の中に得、一時に六氣あり、四六名づけて二十四氣と爲すなり。 四時の中に十五日に一氣を得て、四時の中に六氣が有って、四六で二十四氣をなす。(五日を候、三候を氣、六氣を時、四時を一歳という。十五日は一氣である。一年は四時...
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2022.10.18 傷寒論 傷寒例 第七條
從春分以後至秋分節前天有暴寒者皆爲時行寒疫也三月四月或有暴寒其時陽氣尚弱爲寒所折病熱猶輕五月六月陽氣已盛爲寒所折病熱則重七月八月陽氣已衰爲寒所折病熱亦微其病與溫及暑病相似但治有殊耳。 春分從り以後、秋分の節に至る前に天に暴寒有る者は皆時行の寒疫となすなり、三月四月に或は暴寒有ることあり、其時は...