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2022.08.20 傷寒論 平脈法 第十二條
問曰人愧者其脈何類師曰脈浮而面色乍白乍赤。 問ふて曰く、愧づる者は其の脈何に類するか、師の曰はく、脈浮にして面色乍ち白く、乍ち赤し。 お尋ねします、その人が恥じるのは脈が何に類するのでしょう、先生がいわれるのには、脈が浮いていて、面の色がたちまち白くたちまち赤くなる。
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2022.08.19 傷寒論 平脈法 第十一條
問曰人不飮其脈何類師曰其脈自濇脣口乾燥也。 問ふて曰く、人飮まざるは其の脈何に類するか、師の曰はく脈自から濇脣口乾燥するなり。 お尋ねしますが、人が飮まないのはその脈が何に類(にてる)のでしょうか、その脈が自然に濇り脣や口が乾燥するものなのです。
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2022.08.18 傷寒論 平脈法 第十條
問曰人病恐怖者其脈何狀師曰脈形如循絲纍纍然其面白脱色也。 問ふて曰く、人病みて恐怖する者は其の脈何の狀ぞ、師曰はく脈の形ち絲を循づるが如く纍纍然たり、其の面白く脱色するなり。 お尋ねします、人が恐怖を病むものは、その脈は何に似ているのでしょうか、先生がいわれるのには、その脈が糸を循(撫で...
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2022.08.17 傷寒論 平脈法 第九條
師曰伏氣之病以意候之今月之内欲有伏氣假令舊有伏氣當須脈之若脈微弱者當喉中痛似傷非喉痹也病人云實咽中痛雖尒今復欲下利。 師のたまはく伏氣の病は意を以て之を候ふ、今月の内に伏氣有らんと欲し、假令ば舊と伏氣有らば當に須らく之を脈すべし、若し脈微弱の者は當に喉中痛んで傷るるに似たるべし喉痹に非ざるなり...
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2022.08.16 傷寒論 平脈法 第八條
師持脈病人欠者無病也脈之呻者病也言遲者風也搖頭言者裏痛也行遲者表強也坐而伏者短氣也坐而下一腳者腰痛也裏實護腹如懷卵物者心痛也。 解 師、みゃくを持するに病人欠する者は病ひ無きなり、之を脈するに呻る者は病むなり、言ふこと遲き者は風なり、頭をゆるがせて言ふ者は裏痛むなり、行ふこと遲き者は表こはば...