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  • 2022.08.15 傷寒論 平脈法 第七條

    設令向壁臥聞師到不驚起而盻視若三言三止脈之嚥唾者此詐病也設令脈自和處言汝病大重當須服吐下藥鍼灸數十百處乃愈。 もしも壁に向って臥し、師の到りたるを聞きて、驚き起きずして盻(けい)視(し)し、若しくは三言三止し、之を脈すれば唾を嚥(の)む者は此れ詐病なり、もしも脈自和すれば處して言へ、此の病大い...

  • 2022.08.13 傷寒論 平脈法 第六條

    師曰病家人來請云病人發熱煩極明日師到病人向壁臥此熱已去也設令脈不和處言已愈。 師のたまはく、病家の人來り請ふて云ふ、病人熱を發し煩極すと、明日師到れば病人壁に向って臥す、此れ熱已でに去りたるなり、もし脈和せざれば處して言へ已に愈えたりと。 先生が言われるのには、病家の人が来て發熱して煩し...

  • 2022.08.12 傷寒論 平脈法 第五條

    假令病人云腹内卒痛病人自坐師到脈之浮而大者知其差也何以知之若裏有病者脈當沈而細今脈浮大故知愈也。 たとへば、病人云ふ腹内卒痛すると、病人自坐す、師到りて之を脈するに浮にして大なる者は其の差えたるを知るなり、何を以て之を知る、若し裏に病あれば脈は當に沈にして細なるべし、今脈浮大故に愈えたるを知る...

  • 2022.08.10 傷寒論 平脈法 第四條

    問曰上工望而知之中工問而知之下工脈而知之願聞其説師曰病家人請云病人若發熱身體疼病人自臥師到診其脈沈而遲者知其差也何以知之表有病者脈當浮大今脈反沈遲故知愈也。 問ふて曰く、上工は望んで之を知り中工は問ふて之を知り下工は脈して之を知ると、願はくば其の説を聞かん、師のたまはく、病家の人請ふて云ふ、病...

  • 2022.08.09 傷寒論 平脈法 第三條

    初持脈來疾去遲此出疾入遲名曰内虛外實也初持脈來遲去疾此出遲入疾名曰内實外虛也。 はじめて脈を持するに來るは疾く去るは遲きは、これ出疾入遲、名づけて内虛外實と曰ふなり、初めて脈を持するに來るは遲く去るは疾きは此れは出遲入疾、名づけて内實外虛と曰ふなり。 初めに脈を持って、打ち方が疾く、去る...