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  • 2022.07.04 傷寒論 辨脈法 第二十六條

    寸口脈浮爲在表沈爲在裏數爲在府遲爲在藏假令脈遲此爲在藏也。 寸口脈浮は表に在りとなし沈は裏に在りとなす、數は府に在りとなし遲は藏に在りとなす、假令ば脈遲は此れ藏に在りとなす也。 寸口の脈が浮であると(病氣が)表に有るとする、沈は裏にあるとする。數は腑に有り、遲は藏に有るとする。例えば脈が...

  • 2022.07.02 傷寒論 辨脈法 第二十五條

    問曰凡病欲知何時得何時愈荅曰假令夜半得病明日日中愈日中得病夜半愈何以言之日中得病夜半愈者以陽得陰則解也夜半得病明日日中愈者以陰得陽則解也。 問ふて曰く、およそ病、何時得て何時愈ゆるかを知らんと欲す、荅へて曰く、假令へば夜半に病を得れば明日日中に愈え日中に病を得れば夜半に愈ゆ、何を以て之を言ふ、...

  • 2022.07.01 傷寒論 辨脈法 第二十四條

    立夏得洪大脈是其本位其人病身體苦疼重者須發其汗若明日身不疼不重者不須發汗若汗濈濈自出者明日便解矣何以言之立夏得洪大脈是其時脈故使然也四時倣此。 立夏に洪大の脈を得るは是れ其の本位、其の人病み身體疼重を苦しむ者はすべからく其の汗を發すべし、若し明日身疼まず重からざる者は汗を發するを須ゐず、若し汗...

  • 2022.06.30 傷寒論 辨脈法 第二十三條

    問曰脈病欲知愈未愈者何以別之荅曰寸口關上尺中三處大小浮沈遲數同等雖有寒熱不解者此脈陰陽爲和平雖劇當愈。 問ふて曰く、病を脈し愈ゆると未だ愈えざるとを知らんと欲す、何を以て之を別たん、荅へて曰く、寸口關上尺中の三處の大小浮沈遲數同等なれば寒熱解せざる者ありと雖も此れは脈の陰陽和平を爲す劇しと雖も...

  • 2022.06.29 傷寒論 辨脈法 第二十二條

    問曰傷寒三日脈浮數而微病人身涼和者何也荅曰此爲欲解也解以夜半脈浮而解者濈然汗出也脈數而解者必能食也脈微而解者必大汗出也。 問ふて曰く、傷寒みっか脈浮數にして微、病人身涼和する者は何ぞや、荅へて曰く、此れ解せんと欲すると爲すなり、解するに夜半を以てすべし、脈浮にして解する者は濈然と汗出づるなり、...