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2022.06.28 傷寒論 辨脈法 第二十一條
問曰病有不戰不汗出而解者何也荅曰其脈自微此以曾經發汗若吐若下若亡血以内無津液此陰陽自和必自愈故不戰不汗出而解也。 問ふて曰く、病に戰せず汗出でずして解する者あり何ぞや、荅へて曰く、其の脈自から微、此れ曾て發汗若くは吐若くは下若くは亡血を經るによって内に津液無きを以て此れは陰陽自から和し必ず自か...
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2022.06.27 傷寒論 辨脈法 第二十條
問曰病有不戰而汗出解者何也荅曰脈大而浮數故知不戰汗出而解也。 問ふて曰く、病に戰せずして汗出で解する者あり、何ぞや、荅へて曰く、脈大にして浮數、故に戰せず汗出でて解するを知るなり。 お尋ねします、病氣にふるえないで汗が出て治る者があるのは何でしょうか。先生が荅えて言われるのには、脈が大で...
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2022.06.25 傷寒論 辨脈法 第十九條
問曰病有戰而汗出因得解者何也荅曰脈浮而緊按之反芤此爲本虛故當戰而汗出也其人本虛是以發戰以脈浮故當汗出而解也若脈浮而數按之不芤此人本不虛若欲自解但汗出耳不發戰也。 問ふて曰く、病に戰して汗出で因って解を得る者あり、何ぞや、荅へて曰く、脈浮にして緊之を按ずれば反って芤、此れ本と虛するとなす、故に當...
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2022.06.24 傷寒論 辨脈法 第十八條
脈弦而大弦則爲減大則爲芤減則爲寒芤則爲虛寒虛相搏此名爲革婦人則半産漏下男子則亡血失精。 脈弦にして大、弦は則ち減となし大は則ち芤となす、減は則ち寒となし芤は則ち虛となす、寒虛相搏つを此れを名づけて革となす、婦人は則ち半産漏下し男子は則ち亡血失精す。 脈が弦で大である。弦はすなわち減として...
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2022.06.23 傷寒論 辨脈法 第十七條
脈浮而緊者名曰弦也弦者狀如弓弦按之不移也脈緊者如轉索無常也。 脈浮にして緊なる者は名づけて弦と曰ふなり、弦なる者は狀ち弓弦の如く之を按じて移らざるなり、脈緊なる者は轉索の如く常なきなり。 脈が浮で、緊の者を名づけて弦という。弦という者は形が弓の弦のようで、これに触ると移らない。脈が緊の者...