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  • 2022.07.13 傷寒論 辨脈法 第三十三條

    又未知何藏先受其災若汗出髮潤喘不休者此爲肺先絶也。 また未だ何れの藏先ず其の災を受くるかを知らざるも、若し汗出で髪潤ひ喘休まざる者は此れ肺先に絶すると爲すなり。 まだ、どの蔵が先に災いを受けたのかわからず、もし汗が出て髪が湿っていて、ゼエゼエして休む時が無い者は、これを肺が先に絶すとする...

  • 2022.07.11 傷寒論 辨脈法 第三十二條

    脈浮而洪身汗如油喘而不休水漿不下體形不仁乍靜乍亂此爲命絶也。 脈浮にして洪、身汗油の如く、喘して休まず、水漿下らず、體形不仁、たちまち靜まり、たちまち亂るるは此れを命絶となすなり。 脈が浮いて洪である。身体の汗が油のようにべったりして、ひっきりなくぜえぜえして休む時が無い。水漿(水やすっ...

  • 2022.07.09 傷寒論 辨脈法 第三十一條

    脈浮而大心下反鞕有熱屬藏者攻之不令發汗屬府者不令溲數溲數則大便鞕汗多則熱愈汗少則便難脈遲尚未可攻。 脈浮にして大、心下反って鞕く熱あり藏に屬する者は之を攻めて汗を發せしめず、府に屬する者は溲を數ならしめず、溲數なれば則ち大便鞕く汗多ければ則ち熱愈り汗少なければ則ち便鞕し脈遲は尚ほ未だ攻むべから...

  • 2022.07.08 傷寒論 辨脈法 第三十條

    師曰病人脈微而濇者此爲醫所病也大發其汗又數大下之其人亡血病當惡寒後乃發熱無休止時夏月盛熱欲著複衣冬月盛寒欲裸其身所以然者陽微則惡寒陰弱則發熱此醫發其汗令陽氣微又大下之令陰氣弱五月之時陽氣在表胃中虛冷以陽氣内微不能勝冷故欲著複衣十一月之時陽氣在裏胃中煩熱以陰氣内弱不能勝熱故欲裸其身又陰脈遲濇故知血亡也...

  • 2022.07.07 傷寒論 辨脈法 第二十九條

    趺陽脈遲而緩胃氣如經也趺陽脈浮而數浮則傷胃數則動脾此非本病醫特下之所爲也榮衛内陷其數先微脈反但浮其人必大便鞕氣噫而除何以言之本以數脈動脾其數先微故知脾氣不治大便鞕氣噫而除今脈反浮其數改微邪氣獨畱心中則飢邪熱不殺穀潮熱發渴數脈當遲緩脈因前後度數如法病者則飢數脈不時則生惡瘡也。 趺陽の脈、遲にして...