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  • 2022.07.06 傷寒論 辨脈法 第二十八條

    寸口脈浮而緊浮則爲風緊則爲寒風則傷衛寒則傷榮榮衛俱病骨節煩疼當發其汗也。 寸口の脈浮にして緊、浮は則ち風となし緊は則ち寒と爲す、風は則ち衛を傷り寒は則ち榮を傷る、榮衛俱に病めば骨節煩疼す、當に其の汗を發すべきなり。 寸口の脈が浮いて緊である、浮は風(風が原因、風は陽を傷る)であり、緊は寒...

  • 2022.07.05 傷寒論 辨脈法 第二十七條

    趺陽脈浮而濇少陰脈如經也其病在脾法當下利何以知之若脈浮大者氣實血虛也今趺陽脈浮而濇故知脾氣不足胃氣虛也以少陰脈弦而浮纔見此爲調脈故稱如經也若反滑而數者故知當屎膿也。 趺陽脈浮にして濇、少陰の脈經の如きは其病脾に在り法當に下利すべし、何を以て之を知る、若し脈浮大の者は氣實し血虛するなり、今趺陽の...

  • 2022.07.04 傷寒論 辨脈法 第二十六條

    寸口脈浮爲在表沈爲在裏數爲在府遲爲在藏假令脈遲此爲在藏也。 寸口脈浮は表に在りとなし沈は裏に在りとなす、數は府に在りとなし遲は藏に在りとなす、假令ば脈遲は此れ藏に在りとなす也。 寸口の脈が浮であると(病氣が)表に有るとする、沈は裏にあるとする。數は腑に有り、遲は藏に有るとする。例えば脈が...

  • 2022.07.02 傷寒論 辨脈法 第二十五條

    問曰凡病欲知何時得何時愈荅曰假令夜半得病明日日中愈日中得病夜半愈何以言之日中得病夜半愈者以陽得陰則解也夜半得病明日日中愈者以陰得陽則解也。 問ふて曰く、およそ病、何時得て何時愈ゆるかを知らんと欲す、荅へて曰く、假令へば夜半に病を得れば明日日中に愈え日中に病を得れば夜半に愈ゆ、何を以て之を言ふ、...

  • 2022.07.01 傷寒論 辨脈法 第二十四條

    立夏得洪大脈是其本位其人病身體苦疼重者須發其汗若明日身不疼不重者不須發汗若汗濈濈自出者明日便解矣何以言之立夏得洪大脈是其時脈故使然也四時倣此。 立夏に洪大の脈を得るは是れ其の本位、其の人病み身體疼重を苦しむ者はすべからく其の汗を發すべし、若し明日身疼まず重からざる者は汗を發するを須ゐず、若し汗...