医療DX推進体制の整備について

当薬局では、医療分野でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を通じたサービスの効率化・質の向上を実現することにより、国民の保健医療の向上を図ります。最適な医療を実現するための基盤整備を推進するため、積極的に取り組みます。

マイナンバーカードによる院内処方、及び診療、健診の記録における調剤

マイナンバーカードを薬局の認証装置で受け付ける事により、患者様から下記の同意を頂いた場合、従来のお薬手帳と共に、当日の処方箋持ち込み以外での患者様の健康状態を確認し、適切なお薬の服用に役立ててまいります。

1.診療・薬剤情報
医療機関・薬局における診療やお薬・処方・調剤の情報
医療機関・薬局にて閲覧できる診療情報は、受診歴(医療機関名、受診歴)、診療実績(診療年月日、入外等区分、診療識別、診療行為名(放射線治療、画像診断、病理診断、医学管理等、在宅医療のうち在宅療養指導管理料、処置のうち人工腎臓、持続緩徐式血液濾過、腹膜灌流、手術(移植・輸血含む)、入院料のうち短期滞在手術等基本料)など 診療情報として、2022年(令和4年)6月以降に提出されたレセプトに含まれる情報を元にした3年分の情報が参照可能(2021年(令和3年)9月以降に行われた診療行為に限る)

2.健診情報
健診機関で受診した健診情報( 40歳から74歳までの方を対象に、メタボリックシンドロームに着目して行われる健診結果の情報)
※ 75歳以上の方の健診情報は、後期高齢者健診情報
※ 2020年度以降に実施したものから5年分の情報が参照可能
● 受診者情報
● 特定健診結果情報
● 質問票情報(服薬・喫煙歴等)
● メタボリックシンドローム基準の該当判定
● 特定保健指導の対象基準の該当判定

マイナンバーカードによる一定以上のお支払いの不要について

高額な医療費がかかりそうな場合、病院等の窓口に「限度額適用認定証」を提示することで、一定以上のお支払いが不要になる制度がありますが、この認定証を受け取るためには、あらかじめ区役所で手続が必要でした。マイナ保険証だと、認定証がなくても自動的に制度が適用されますので、手続きいらずで窓口負担を少なく済ませることができます。

マイナポータルを使った確定申告の医療費控除の申請について

マイナポータルでご自身の医療費の情報を閲覧できるようになるため、確定申告の際の医療費控除の手続きを自動入力することができます。確定申告が簡素化できます。