諭吉市から

ネットでは「中津市」のことを「諭吉市」と呼んでいます。
ご存知の様にここ大分県中津市は福沢諭吉生誕の地です。

中津藩の下級武士の子どもとして生まれました。
中津市内には福沢諭吉の生家があり、福沢諭吉記念館となっています。

そんな、学問の町から情報を発信していきたいと思います。

  • 2011.03.11 ビズホスホネートと顎骨壊死:昨日の勉強会

    ビスホスホネートは骨粗しょう症治療の第一選択薬です。 既に多くの大規模臨床試験で、椎体骨骨折や大腿骨頸部骨折を予防することが既に報告されています。 しかし、数年前から問題となっているのが顎骨壊死です。歯科の先生はビスホスホネート製剤の使用を、当然ですが、非常に心配します。 昨日の諭吉市...

  • 2011.03.10 昨日の勉強会 その2

    ■久山町研究 「変貌する日本人の糖尿病合併症:久山研究」 というタイトルで、九州大学の先生が講演されました。 久山研究が田主丸と違うのは剖検を行ったということです(80%以上)。こうすることで、死亡原因が明らかになります。 さらに、町の外に引っ越しても、徹底的に追跡調査をしま...

  • 2011.03.09 昨日の勉強会 その1

    昨日、諭吉市では「第2回 美夜古糖尿病代謝懇話会」というタイトルで糖尿病の疫学調査の特別講演がありました。 疫学調査は九州発で有名な久留米大学が実施している「田主丸研究」と九大主管の「久山研究」です。 ■田主丸研究 もともと50年前に始まった世界7カ国共同研究由来です。日本では農...

  • 2011.03.09 糖尿鵜病は6年寿命をちじめる

    糖尿病は細血管および大血管に障害を及ぼし、心疾患、脳卒中、等々のアクシデントを起こし、寿命を早めます。さらに、血糖が高いこと、インスリンが多いことはがんも誘発します。 そんなこんな考えると、糖尿病は単独で死亡の危険因子であると可能性が高いと思われます。 そこで、実際、糖尿病というだけ...

  • 2011.03.08 ACCORD試験の結末

    心血管リスクが特に高い2型糖尿病患者を対象に血糖値管理の目標値をヘモグロビンA1c値6.0%未満に設定した大規模無作為化試験「ACCORD試験」で、有意な死亡率上昇が認められました。試験は道義的な観点から中止となり、全世界に衝撃を与えました。 その後、もう終わったものと思っていましたが、今月...